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執筆者の写真グリーンモールハウジング事務局

お〇〇が出ると噂のアパート!

更新日:2023年7月29日

熊本県荒尾市の不動産会社 グリーンモールハウシングの藤崎です。


いよいよ夏本番!

そこで今回はみんなが気になる 禁断のお〇〇が出ると噂の荒尾市内アパート・戸建て、

いわゆる でる物件! について少しだけ。 初めて お話します。

私は35年以上不動産業に携わっており、内荒尾市では20年間程になります。

賃貸・売買・管理・分譲と人口5万人弱の地方にしては幅広い事業に携わらせて頂いて

います。


その中で、賃貸探しのお客様から転居理由で不思議なお話を聞くことが

たまにあります。

なぜか不思議と居住者は何時も同じアパートなのです・・・。


ケース①

30代後半の男性Aさんが賃貸探しに来社されました。

2年程前に新婚で借り今も住むアパートなんですが、住替えを検討しています。と

よりご希望に近い物件を紹介できるよう、何時ものように住替えの理由を聞くと、

「実は室内に沢山の人?がおり、夜間騒がしいから・・・。」と仰います。受付表の家族欄を確認するとご夫婦二人と記入有り。 誰か一時的に同居しているのかと確認すると、夫婦ふたりだけ。と返事が。


意味が解らず掘り下げて聞くとどうやら夜間二人で和室の畳に布団を敷いて寝るのだが、

頻繁に夜中の2時前後に金縛りに有ったり、ザワザワと話し声が騒がしく声が聞こえたり、視線を感じ目を開けると布団を囲むように複数の人々から上から覗き込まれる。


深夜の就寝中突然バチバチ音がして室内の照明が灯いたり消えたり、突然夜間TVのスイッチが入ったり等々の現象が有り、自身は慣れたので気にしないが、今回、奥様が妊娠されたそうで夜間寝不足等になるとかわいそうだからと。 とても優しい理由でした。


このような現象は入居紹介の不動産会社に伝えたが証明も出来ず、退去することにしたそうです。


数年後、住宅購入相談で来社された 別の30歳代のご夫婦が同アパートに居住されており、事実確認すると、その時点でも同じ現象が続いているそうです。

むしろ「何でご存知でしょうか?」と驚かれました。お二人特段霊感が強いわけでは

無く、夜間気になる時も有るがご夫婦共に余り気にされない性格です。


特に実害は無いし、むしろ賃料が安価なので・・・。


頭金も貯まり、子供も成長し手狭になってきたので、この際マイホーム購入しよう!と

夫婦で相談されての来社でした。 でる物件も人によっては賃料安価なので早期マイホーム取得に繋がり、縁起の良い物件になるのだ。と考えました。


それはJR荒尾駅から離れた郊外の住宅地に有る昭和に建築された築40年超の2階建て木造

アパートです。

永年荒尾市内で不動産業を営む先輩業者さんが紹介されており、高齢大家さんのアパートで築年も古いので賃料も周辺物件と比べ割安です。

後日業者さんに確認すると、過去に退去された居住者から聞いた事が有りそうでしたが、

入居者全員から言われた訳では無いしねぇ・・・。と(笑)

ケース②

次のアパートは有明海に近い築30年程のアパートメーカー製 2階建てアパートです。 築年が経過してるので賃料も安価、立地もそんなに悪くないのに 何故か空室率が高く、年中募集中です。

南向きバルコニーで外から見ると陽当たりは良いが、何故か室内は少しうす暗い感じ。


永年物件管理されている同業者さんに長期空室の理由を聞くと、小声で「実は 夜間ふしぎな音が出るんです!(-"-)」と。 何のことか尋ねると、入居者から夜間、空き部屋のはずの

部屋からバタバタと足音やバタンとドアを閉めるような音が有る。と報告を受けるそうです。 日中室内に確認出向くがやはり空室で有り、人が浸入した形跡も無いそうです。


居住者も気味悪くなり短期で引越しされる方もおられるそうです。 空室が多いそうです。

周辺は海に近く古くから墓地が多いエリアで、アパートの敷地は過去に墓地だった可能性が

高いと思いますが、その現象は不思議です。


暫くして取引先企業に新たに転勤してきた独身男性社員さんが、弊社に挨拶に来られた際に、そのアパートを法人契約して住んでいると聞きました。特に何も言われなかったので、

気にせずに2年程経過しました。


転勤で新任の社員さんが挨拶に来社されました。

新婚さんご夫婦での入居で法人契約の前任者と同室と聞きました。

2ヶ月程経過したとき、突然「実は社宅として前任者の部屋を引継ぎ〇〇アパートに住んでいますが、このAPで何か不思議な話を聞いたことは無いですか?」と質問ありました。


私は「前任のAさんが社宅で住んでいた〇〇アパートですよね。何か有りましたか?」と聞くと奥様から「深夜、階下の1階から足音がする。」 下の入居者が夜間トイレでも行ったのだろう!と答えたら「下の部屋は空室なんだけど…。」と返事が有り、翌朝出勤時に確認したら確かに空室だったそうです。


それからは気味悪くなり、引っ越し費用は自己負担するので。と上司に理解を得たので、

安心な転居先のアパートを探してほしいと相談され、 無事に引越しされました。


こちらのAPは不思議な音だけで、室内で人影を見た等は聞きませんでした。


これらの物件は今も存在し入居がある様ですが、弊社ではお客様に当物件のご紹介はしておりません。

また 入居者・オーナーさんや紹介業者さんもありますので、弊社にお問い合わせ頂きましても 所在や物件名等はお答えできかねますので、ご理解ください。



一般的に元墓地や霊園跡地に建てられた建物は心理的な影響は有り、たまに不思議な現象を聞きますが、実は実害はあまり耳にしません!


逆に以前、勤務していた東京本社の不動産会社では世界中の土地を購入してビル・マンション・戸建て等幅広く建築・分譲していたのですが、用地仕入れ担当の先輩から墓地やお寺跡地は心理的な瑕疵は有るが、条件次第で購入する場合も多い。


しかし「神社系に関わる土地は絶対に仕入れ(購入)しない。関わってはならない」と実は社内規定(歴代前任者からの申し送り)が水面下で有る!と聞きました。

理由を尋ねると神社の敷地、建物、樹木、庭石全て神域になる為、神域内の物は一石でも

持ち出しは厳禁!とのことで、ましては神域内において開発行為はあり得ない。


建設会社 や不動産会社の業界内ではこの様な立地では原因不明や何かの事情で建築中の

事故等が多発し、計画断念されたケースが水面下で有るそうです。


以降私自身もその言葉を忘れずに、弊社では神社そばの土地・建物等の不動産取引きは賃貸・売買に限らずお断りしています。 心当たりの方 すみませんご理解をお願い致します。


ただの迷信かも知れませんが、用地取得の際はそのような不思議な土地があることにも

皆様ご留意ください。

弊社では事故物件も過去数十件も買取りも含め取扱いさせて頂いておりますが、私は鈍感で霊感も何も解りませんし感じませんので、事故物件。と確認した不動産は都度お坊さんに

相談させて頂き、少しでも安心出来る物件のみ皆様に提供バトンタッチさせて頂くように努めております。


事故物件全てが悪いわけではなく、中には色々な背景が有る物件もある様ですね。


弊社では売主様からの告知書発行を始め、事故物件に対する3年前に国交省から発表の有ったコンプライアンスを元に該当物件取引を検討されるお客様に充分に説明・お伝えし、

ご理解いただいた場合のみお取引させて頂いております。

弊社にも外国人の方が不動産探しで来社された際に「自分は外国人だし日本語分らない

からオ〇〇も分からない。相場より安価な事故物件を買いたい。」と聞かれた事が有りました。(笑)


聞くと中東の紛争地帯の国出身者で人の死については日本人と違う認識をお持ちでした。


日本国内では事故物件と区別されますが、逆に海外では幽霊が出る部屋やホテルは家賃・

宿泊代もプレミア価格でキャンセル待ちするほど人気と聞き、国により受け止め方が違う

ものだと感じます。(笑)






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