台湾で地震が発生しました。
被害に遭われた方々にお見舞い申し上げますと共に早期の復興をお祈りいたします。
ニュース報道で世界中 自然災害や戦争・紛争が増えたような気がします。
国内も元旦の能登半島地震で甚大な被害が発生しました。
当地 熊本県と同じく、早期復興に向けて各方面から支援が広がっています。
何処にいても自然災害リスクからは逃れられません。運も有ると考えますが
少しでも安全・安心な場所で暮らしたいと誰でも想います。ご家族が居るならばなおさら
その想いは強いと考えます。
今回の能登半島地震でも地震による建物倒壊、火災、津波、液状化現象で甚大な被害が発生しています。
災害発生の度に建物耐震基準の強化、見直しが繰り返されてきました。併せて省エネ基準も強化されるようになりました。
結果、いずれも建物建築費の上昇に繋がりますが家族の安全を考えれば、当然「安心出来るマイホームで暮らしたい!」となるでしょう。
耐震等級3が一番厳しく、等級1の1.5倍の耐震力となり安心出来ると言われています。
震度6~7程度の地震による建物の倒壊、損傷を受けにくい。と耐震等級の説明に記してあります。
あくまで上物の建物単体です。
住宅は様々な立地条件の土地に建築されています。 海、川のそば、田畑を埋立て造成した土地、眺望に恵まれた山の高台斜面に位置する土地、利便性の良い商店街等の人口密集地の土地等人々が生活する上で何を求めてその土地に家を建築し、居住するのか?理由は様々です。
その場所に地震に強い耐震等級3の建物を建築します。 さて これで安心でしょうか?!
建物は屈強であっても、地盤が緩く液状化現象の恐れがある土地は家が傾いたり、周囲が
埋没・隆起したりでとても安全とは言えません。傾いた建物は残っても結局建物解体し、
建て替えとなります。
河川や海のそばや低地は津波、浸水、ゲリラ豪雨 (令和2年7月熊本豪雨では荒尾市内も
河川・内水氾濫が発生し広範囲で甚大な水災被害が起こりました。)等水害リスクが有りますし、逆に高台では崖や擁壁のそばは地割れ、土砂崩れ等の土砂災害に巻き込まれるリスクも。
またお店等が密集して便利な密集地ですが、道路が狭い場所は消防車の消化活動に支障をきたし火災が拡大し易く、地震の後の火災被害に巻き揉まれる可能性が高いリスクが有ります。
最近は各地方自治体で災害ハザードマップを作成し、行政のホームページで公開していますのでまずはその土地はどのような災害リスクが想定され、過去にどんな被害が有った場所なのかを知る事はとても大事です。
もちろん 当荒尾市も作成しています。 令和2年7月豪雨被害マップも有ります。
自然災害に巻き込まれると大事な家族が被害に遭うリスクと住宅ローンを返済してきたマイホームを失い、新たに住宅ローンを利用して住まいを確保しなくてなりませんので、更に
新たな住宅ローンの負担が始まります。家だけでなく家財・車等も。
最初から災害リスクの少ない土地に耐震等級3の家を建築しそこに住むことで大事な家族と資産の毀損を防ぐことが可能です。 荒尾市内でも熊本豪雨被害を受け、建物解体された
土地に建て替えられた新築住宅が見受けられますが、 お勧めしません。
安全が担保できない土地では大事な家族を守れませんし、当然資産価値の毀損に繋がります。
将来、売却時に被災リスクの有る土地にどのくらいの不動産価値が残っているのか?
地方で地価の安価な熊本県荒尾市では災害リスクの少なく利便性に恵まれた緑ケ丘の高台
住宅地でも坪15万円程です。 一方低地や河川・海のそばで前回の豪雨時に水災災害に巻き込まれた海・河川沿いや駅周辺の低地の宅地相場は坪7万円から坪10万円程です。
災害リスクの少ない宅地と被害に遭った宅地の価格差は坪5万円~8万円となります。
荒尾市内の戸建て用地平均は65坪程なので総額では325万円~520万円の価格差
安全で利便性の良い立地の土地は値下がりしにくい為、将来も資産価値の保全に最適です。
土地代に上記価格差 あと325万円を追加するだけで、災害リスクが少なく利便性が良く、 永く安全に家族と住める安全な宅地に住めて、安全で利便性に恵まれた土地なら将来の資産価値の下落を予防できます。
大事な家族を守る家は安全な立地に有るからこそ、安全を担保できます。結果、資産価値の毀損も防げます。 要は不動産価値が減少しにくく、財産も守れます。
いつもこのブログでお伝えしていますが 不動産の価値は立地です。
だからこそ、グリーンモールハウシングは創業以来21年 皆様に 価値ある土地をお勧めしています。
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