令和7年8月豪雨被害に逢われた皆様にお見舞い申し上げます。
- グリーンモールハウジング事務局
- 8月17日
- 読了時間: 4分
熊本県荒尾市の中心部緑ヶ丘「ゆめタウンシティモール」創業23年目の不動産会社グリーンモールハウシングの藤崎です。
当ブログでは日々の不動産業務で感じたことをそのまま日記のつもりで記しています。

先週も全国的な豪雨災害が起こり熊本でも人的被害や多数の被害が発生し、現在も猛暑の中復旧、捜索活動が続いております。
今回の被害に逢われた皆様にお見舞い申し上げますと共に、早期の復旧が叶う日をお祈り申し上げます。
全国的にこのような自然災害被害が続き、落ち着かない日々が続きます。
100年に一度の被害?!という言葉をよく聞きます。
お隣の熊本県玉名市、長洲町の被害状況が全国的にニュースで放映され、遠方居住の友人知人を始めお客様からもご連絡頂戴しております。
当地荒尾市でも河川氾濫、低地浸水等の被害が有りました。
有りがたいことに弊社は緑ヶ丘の高台にあり、社員一同も弊社管理物件、販売受託物件、
豪雨による水災被害は有りませんでした。
お盆休みの13日に所用で熊本市に伺いましたが、ニュース報道で見るように途中玉名市等でかなりの棟数今回の浸水被害に逢われた住宅が目につきました。
中には最近新築されたような家も。
現在ほとんどの行政で自然災害のハザードマップを作成し、HP上にも公表されていると
考えます。
当荒尾市でも通常のハザードマップに加え、令和4年7月豪雨で浸水等の被害が確認された
箇所が記されたマップが公表されています。
(何故か高台のシティモール北西側緑ヶ丘小学校との交差点が浸水被害とマークされていますが、これは1本北側のグリーンランドとコンビニ交差点と間違って記して有るようです。荒尾市に指摘しましたがそのままです。)
弊社ではここ数年査定依頼時には真っ先に行政のハザードマップ等のリスク調査を行います
これほど頻繁に自然災害が続くので、過去に浸水被害が起こった事実を忘れずにリスク対策を行わないと住民の被害は減りません。 また今回も後日火災保険料が値上がりすることでしょう。
私たちは基本的に何処に住むか有る程度自由に選択出来ます。立地選定時には価格だけでなく過去の被害事例やハザードマップや近隣居住者に聞いてみる等、災害リスクのある場所で有れば少しでも安全な場所で大事な家族と生活出来るような場所への住み替えを検討されてください。
最近は住宅資材高騰の影響で35年から最近は最長50年払いの住宅ローンを組んで住宅購入も増えており、住宅ローン返済途中で自宅が浸水被害に巻き込まれるとそこから立ち直る事は並大抵の努力ではカバー出来無いと考えます。
当然、被災した不動産の価値は・・・・・。
資産だけでなく 大事な家族に何かが有ったら一生悔やみきれません。
弊社では以前から立地条件で安全性に対する査定評価は変えていましたが
都内と違い、地価の安い地方不動産は安全な立地の不動産でもまだまだ安価です。
都内不動産では昔から高台で地盤のしっかりした土地は大名屋敷や江戸幕府等の有力者が住んでおり、一般庶民は住めませんでした。明治以降もそのような土地がたまに売りに出ると競争です。基本このような土地が表に出ることは有りません。財閥系列の不動産会社や銀行が取得します。
たまたま運よく高額でも取得でき、住宅事業を行う際には表立って広告展開上この土地は安全です。と告知しにくい為、あえて旧〇〇藩の江戸屋敷そば、旧〇〇財閥自邸跡、〇〇迎賓館跡などと表記していました。
また道路1本違うだけで安全性(災害リスク)は違ってくるので、その不動産価格差は当然です。
今後の査定評価には安全な土地かリスクの有る土地かの重要性が今よりもっと査定金額に
反映されてくると考えます。 災害リスクの少ない立地の火災保険料も変わるでしょう。
私自身そうならなくてはならないと考えています。
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